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厚生労働省より、2005年から日本の人口が減少すると発表がありました。
恐らくは今後何十年間かは毎年人口が減少していく結果、健康保険などの支え手も減少し、
医療費負担がどんどんUPしていくことでしょう。
それを象徴するような、データが以下の通りです。
平成8年 9,500円
平成10年 10,100円
平成13年 12,900円
平成16年 15,200円
この金額は、入院時に自己負担となった金額の平均推移です。
平成8年からみますと、平成16年はなんと1.6倍にも自己負担額が増えていることになります。
もちろん、医療技術が進歩して、高度な治療を受けるために、自己負担が増えたことも考えられます。
しかし、1番の原因は、健康保険の自己負担割合がアップしたことです。
そこで、今回は「人口減少社会の医療保険の選び方」として、医療保険の選び方を御送り致します。
☆日額は1万5,000円
治療費自体は大してかからなくても、意外にかかるのが「治療費以外」のお金です。
入院しますと治療費にはもちろんお金がかかりますが、治療費自体には「高額療養費制度」があります。
「高額療養費制度」とは、一定金額以上の医療費がかかった場合には、請求すれば戻ってくると言うものです。
高額療養費制度の詳しくはこちら↓
http://www.e-chiba.net/FP/myweb_027.htm
「でも高額療養費は、最初にお金を払って、その後に請求をして初めて戻ってくるでしょう?最初に払うお金が無い
ビンボーな我が家は心配だなぁ・・・」と思われた方、ご安心ください。
最初に支払うお金が無ければ借入をすればいいんです。
「なに!?借金を勧めるとは何事だ!」と思われるかもしれませんね。
借金と言っても、きちんとした借金に関する知識がないと、金利が超高いクレジットローンを組んだり、消費者金融
から借りたりして、そのままローン地獄に陥ってしまうかも知れません。
病気やケガで入院して、最初に数十万円の高額な医療費を支払わなければならない場合には、公的な借入が出
来ます。
その名は「高額医療費貸付制度(国民健康保険では「高額療養費貸付制度」)です。
健康保険などの公的な医療保険は、先にも述べたとおり、1ヶ月あたりの患者負担に一定額の上限を設けています。
上限を超えた分は3〜4ヶ月後にご本人に還付されますが、病院の窓口で一旦かかった医療費の30%を支払わな
ければならないことには、変わりありません。
その最初に支払う時のお金を貸してくれる制度です。
「でも、利息を取られるんでしょう?国は何でもお金を取るからな〜」
と思われた方。
いえいえ、金利はゼロです。つまり、利息は全くかかりません。
高額医療費貸付制度の詳細はこちら↓
http://www.e-chiba.net/FP/myweb_028.htm
ですから、治療費自体の支出にはある程度歯止めがかかりますが、ほかにも健康保険が適用されない出費がか
さむものです。
具体的には、
・個室を希望した場合の差額ベット代
・入院中の食事代
・身の回り用品
などです。
普段は毎日スーパーのチラシを研究して、安売りのお店で買っていた物でも、緊急時には近くのコンビにで買うこ
ともありますよね?
慣れてないことをすると、いろいろ必要な物が出てきますから、身の回りの日用品代もバカになりません。
もちろんこれらは100%自己負担。
治療費と、こうした雑費含めて、今後も自己負担が増えていくことが予想されることから、現在の平均金額の日額
1万5,000円を準備しておいた方が安心です。
☆1入院の入院日数は60日以上
「今まで病気・ケガはいっさいしてないさ!」という方でも1入院の入院保障が30日では短すぎます。
1入院の入院保障とは、「1回の入院で、何日間保険金がでるか?」です。
この期間を過ぎてしまいますと、たとえ入院中でも医療保険によるフォローがなくなってしまいます。
1入院の日数が短い医療保険は、毎月の保険料が安くていいのですが、入院が長期に渡ってしまいますとお金が
キビシイ。
それでは適切な入院日数とは?
「厚生労働省の『平成15年度患者調査』によると、患者さんの平均入院日数は36.4日とされています。
しかし、これはあくまでも全ての病気の平均です。
例えば、女性の「脳血管疾患」の場合、120.3日と約4ヶ月もの間入院しています。
保険はもともと、みんなでお金を出し合って、貯金では負担できないリスクに備えるものです。
最近では、入院の原因によって1入院の保障される日数が異なる保険も出ています。
具体的には、生活習慣病(ガン、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患)には1入院180日、それ以外には
1入院60日保障される保険です。
しかも、比較的新しい保険ですので、どんな病気でも1入院60日間保障されるタイプよりも保険料が安く設定されて
います。
こういった医療保険を上手く組み合わせるのも一つの手ですね。
☆定期型よりも終身型
医療保険は一生必要です。
なのに主に国内生保は、医療保険が必要となる高齢期には保障が切れるような、契約者のニーズを無視している
ような保険を販売していました。
「途中で保障がなくなったらどうしよ〜」と思う方が多いので、終身タイプが人気となっています。しかし、終身型は
定期型に比べて保険料が高いです。
でも、支払方法を変える事で、毎月の保険料の支出を抑えることができますよ。
一定期間で保険料を払い終える短期払いよりは、一生涯払い続ける終身払いのほうが毎月の保険料は安くできます。
短期払いは、終身医療保険を、例えば60歳や70歳までで払い終えてしまうことです。
30歳 男性 1入院60日 日額15,000円
の条件で、某保険会社の試算しますと以下のようになります。
終身払込 月 5,460円
60歳払込 月 7,770円
このように、家計が苦しい場合には、終身の払込にして毎月の保険料を抑える方法もあります。
最後に、保険というものは自分自身や家族を守れない医療保険では、入っていても意味がありません。
まずは、いま入っている医療保険の保障内容を見直すところからスタートしてみて下さい。
そのためには、保険証券をチェックして、契約内容をおさらいしてみてください。
保険証券とは、契約した保険の保障内容が記されている大切なモノです。
その際には
「自分の医療保障は、どこの会社のどんな保険に付いているか?」
「何歳まで保障が続くのか?」
「更新はあるのか?」
という3点だけは、必ず確認しておきましょう。
もし、この3点を確認してみて、「よく分からない・・・」という場合には要注意です。
保険金は請求しないと1円も支払われません。保障内容を把握してないと、保険金をもらい損なう危険性もあります。
また、日々の相談業務の中で、「入っているつもり」の方も多数いらっしゃいます。
特約をたくさんつけている保険は、内容が複雑化しているので要注意!請求漏れを防ぐためにも、保険はシンプル
に、わかりやすくしておきましょうね。
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